畑恵さんはNHKのキャスターとして活躍されていました。NHK時代には次の複数のテレビ番組に出演されており、人気のキャスターでした。
- 「NHKガイド」
- 「金曜お天気博士」
- 「関東ローカルニュース」
- 「おはようジャーナル」
- 「にっぽん列島朝いちばん」
「おはようジャーナル」は7年間続いた情報番組で、「くらしのジャーナル」の前身の番組としても有名ですね。日常生活に密接に関わりあった番組として知られており、その当時は人気を誇っていました。畑恵さんもこの番組でより知名度を増し、その後の活躍に結びつけました。この番組以外にも多数出演していましたが、NHK時代には様々な悩みを抱えていたようですね。それは畑恵さんが執筆している本を見るとわかります。
テレビに出演する仕事というのは非常に華やかにみえるのですが、その裏側では様々な出来事があり、まだ若かった畑恵さんが背負うには重過ぎる出来事や思いも多数あったようですね。視聴者にとって魅力的かつ正しい情報を伝えることがテレビ番組の宿命ですし、特にNHKの情報番組の場合はその要素が他局の番組に比べて圧倒的に求められています。
キャスター生活を送っている際に、テレビ番組以外の場でも活躍されていたようですが、その時から社会を変えたい、変革を自分で起こしたいという思いがあったように感じられます。特に教育に関する分野に思い入れがあるようで、それは畑恵さんの生き方や経歴を見ているとわかります。
実際に政治家となって教育関連の政策提言を行ったり、政治家として活躍している最中に大学に入学したりなど、非常に学びに対するこだわりが強いようです。それは今現在作新学院で理事長を務めていることからもわかります。
NHKを退職後はフリーのニュースキャスターとして活動していました。テレビ朝日の次の番組に出演し、安定したキャスターとしての実力を発揮しました。
- 「ザ・スクープ」には約8か月間
- 「5:30ステーション」には約2年間
ザ・スクープは10年以上テレビ朝日で放送された番組で、終了後にも単発スペシャル番組としてたびたび放映されていました。そんな人気番組で畑恵さんは活躍し、番組が誕生したタイミングで抜擢され、鳥越俊太郎氏とともに「鳥越&畑 ザ・スクープ」を担当するなど、世間でも大注目を集めました。NHKとは少し違った環境の中、しっかりとキャスターとしての役割を果たしていて、フリーランスならではの活動をみせていましたね。
フリーランスのニュースキャスター時代には、以下を執筆し、テレビ以外のメディアでも活躍していました。
- キャスター24時(週刊読売)
- 畑恵の90’sキーマン探検(DIME)
- ニュースin Kei’s eyes(ラ・セーヌ)
ニュースキャスターが複数の連載を持つことは珍しくて、当時から畑恵さんは多方面で才能が認められていたのでしょうね。