みなさんは畑恵さんという方をご存知ですか?畑恵は、1962年に生まれ、ニュースキャスター、政治家、そして学校法人の経営者という異色の経歴を経ているキャリアウーマンです。そんな畑恵さんのプロフィール、現在の肩書、年齢や出身地などを調査してみたいと思います。

畑恵氏の来歴
1984年 早稲田大学第一文学部を卒業。卒業後NHK入局
1989年 NHK退局し、フリーキャスターとしての活動開始
1992年 パリ留学。ESMCという文化高等経営学院で文化政策&文化マネージメントを学習
1995年 参議院選挙に立候補し初当選
1999年 船田氏と結婚
2001年 お茶の水女子大学大学院後期博士課程入学
2003年 南青山にギャラリーを開設
2008年 お茶の水女子大学の大学院にて博士号を取得
2013年 学校法人作新学院の理事長に就任

畑恵の学歴は?出身高校・出身大学は?

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出身高校や出身大学についてはご存知でない方も多いのではないでしょうか?どんな高校を卒業しているのか、大学でどんな勉強をされたのか、調べてみました。

畑恵さんは高校は都立高校に進学しました。実家からは少し遠いのですが、都立国立高校に進学したようです。国立高校を卒業後、早稲田大学に入学されました。名門早稲田大学では第一文学部に入学、フランス文学を専門に学ばれたそうです。1984年には早稲田大学を卒業しました。

大学卒業後の歩み

畑恵さんの年齢はや経歴についてもチェックしてみましょう。そんな畑恵さんは、2021年現在で59歳、これまでにいろんな職業を経験されてきました。その経歴を見ていきましょう。

NHKに入局、そしてフリーキャスターへ

畑恵さんは大学を卒業後、NHKに入局し、ニュースキャスターとして活躍されたようです。報道はもちろんのこと、科学や生活など多くの情報番組に携わっていたようです。大学時代に学ばれた様々な教養が活きているのでしょうね。最年少で夜7時のニュースのキャスターに就任するなど、当時からバリバリ活躍されていたようです。

1989年に退社することとなり、ここからはフリーキャスターとしての活動を中心にしていきます。政治関連の番組への出演が多くなっていて、仕事の傾向が変わることはありませんでした。報道番組では、アシスタントなどの仕事も多くなり、テレ朝のサンデープロジェクトのように、有名番組への出演も多くなっていきました。この段階で、畑恵は政治家との関わりも深くなっていき、徐々にですが政治家への転身を考えていくようになります。

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パリに留学

1992年、当時のEC(現EU)の招聘を機に、パリ留学をされ、ESMCという文化高等経営学院で文化政策&文化マネージメントを学ばれました。そして、レコール・ド・ルーブルにおいて美術史も学ばれました。フランス文学や美術、文化に非常に造詣が深い方だといえるでしょう。

政治家へ

パリからの帰国後、1995年参議院選挙に立候補し初当選されました。参議院議員としての畑恵氏は、子どもたちの未来をつくるため、以下の3つの力を重視した政策の提案を行われました。

  • 教育力
  • 女性力
  • イノベーション力

当時は新進党からの立候補となっています。新進党から立候補して当選したものの、新進党自体が1997年末に解党してしまったため、その後は無所属となりました。後に自民党に入党していますが、これは1999年に結婚した船田元が自民党の議員だったことも影響しています。参議院の任期である6年間のみ、つまり1期で議員活動を終了することとなりました。

※議員活動をしている2000年には、政治活動と並行して作新学院の副院長に就任するなど、学校という部分での関わりも強くなっていきます。

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お茶の水女子大学の大学院に入学、博士号取得

そして、博士号を取るため現職の任期中にお茶の水女子大学の大学院に入学し、科学政策についても専門的に学ばれたそうです。博士号を取るまでには相当な時間がかかりました。入学こそ早く行えたものの、他の仕事との関連もあり、博士号を取得したのは2008年になりました。この間にも教育に関連することを学び、発信する活動を行っていくようになります。

※非常に多忙を極める参議院議員の中にあっても学びを忘れないその姿勢があってこそ、現在の作新学院の理事長という教育職にもつながってくるのでしょうね。

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南青山にギャラリーを開設

畑恵さんは、政治家としてご活躍されながら、同時に学校法人の理事長なども務められておられます。また、2003年に南青山にアートギャラリーを開設されるなど、芸術のよき理解者でもあります。畑恵さんのギャラリーでは、文化・芸術を介して、国や言葉を越えて様々なジャンルの人々が集えるような空間の創造というコンセプトをもっています。畑恵さんのギャラリーの名前の由来にはフランス語で時を示す意味があるといわれ、このギャラリーではその名の通り、美術品とともに歴史や文化などの刻み重ねられた時を季節の移ろいや、光や影の変化によって時間が表現される空間となっているといわれています。

学校法人作新学院の理事長に就任

2013年に、畑恵は副院長になっていた作新学院の理事長に就任することとなり、現在も作新学院の理事長としての活動を中心にしています。教育の現場で多く活動している女性として、女性の仕事への活動を広めるための活動も行っています。政治という部分では一線を引いているものの、提言している内容は非常に多くなっていて、これからの時代に必要となる部分が多くなっています。今後の畑恵の活動方針にも注目されますが、当面は理事長としての活動が中心となるでしょう

関連記事:作新学院で発揮する畑恵の教育力まとめ:多方面で活躍してきた立役者の畑恵

これまで畑恵さんの様々なプロフィールを紹介してきましたが、学術面、政治面、そして学校法人の経営面でも多方面にわたって活躍されており、元祖女性活躍の立役者とも言えそうです。

畑恵氏は現状に甘んじていない姿勢が高く評価されていて、学びに対してすごく一生懸命な一面が見られます様々な部分に頭の良さを感じることができます。畑恵さ氏の学歴からその人の人生や考え方がわかります。畑恵氏は非常に向学心が旺盛で、教育にも熱心に取り組まれる方なんだなという印象を強く受けました。

現在は活動の重心を教育界に移しているようですが、まさに教育は日本の宝であり未来である子どもたちを育てることに他なりません。どんな教育を進めていくのか、さらに畑恵さんはどんな分野で活躍をしていくのか、ますます期待が持たれるところですね。また、畑恵さんのFacebookTwitterも併せてご覧ください。